今回は日本オーストラリアンフットボール協会さんにお話を伺いました。

‐日本オーストラリアンフットボール協会の概要を教えてください
1986年に設立し、2004年に正式にAFL(オーストラリアンフットボールリーグ)傘下となりました。オーストラリアンフットボールの普及促進とともに、オーストラリアと日本のスポーツ・文化交流に貢献しています。AFLプロを目指した日本代表の強化・育成活動、国内リーグの活性化、競技人口の増加を目指して活動しています。
‐オーストラリアンフットボールとはどんなスポーツですか?
大まかに言うとラグビーとサッカーとバスケットボールを組み合わせたような競技ですね。展開が非常に速くプレーがとまらないのも特徴です。アイルランドのゲーリックフットボールがもとになっていて、非常に良く似ています。ゲーリックフットボールはサッカーボールを使用していますが、オーストラリアンフットボールはラグビーとアメフトのボールの中間ぐらいの大きさのボールを使用しています。オーストラリアンフットボールは、1850年代にこのゲーリックフットボールがオーストラリアにアイルランドの移民とともに渡って、ラグビーと混ざってできたのではないかと言われています。
バスケと似ている部分で言えば、バウンシングと言ってバスケのドリブルのような形でボールを地面につけるかバウンドさせる必要があります。さらにゲームのはじめにジャンプボールもあります。
ラグビーとの違いはボールを投げてはいけないところです。ラグビーだとボールは投げてパスをするのですが、オーストラリアンフットボールはハンドボールと言ってボールをパンチングして仲間に渡しています。遠くにパスする場合にはキックする場合もあります。
得点についてもラグビーとは違って、トライのようなボールを相手陣地にタッチするのではなく、ゴールポストにボールをキックして通すことで得点になります。ゴールポストの数も2本ではなく4本あり、真ん中の2本の間に通すと6点(ゴール)、外側のポストに通すと1点(ビハインド)が加算されます。
パスについてもラグビーはバックパスが基本となりますが、オーストラリアンフットボールはオフサイドがないため、前でも後ろでも横でもどこでもボールをつなぐことができます。
1チーム18名でグラウンドが概算で、縦150〜160メートル、横110〜120メートルとかなり広めのグラウンドで行います。
見た目はラグビーと似ていますがサッカーやバスケと同じようにボールを支配するスポーツで、アメフトやラグビーのように相手の陣地を取るのとは違いがあります。

−オーストラリアンフットボールの魅力について教えてください
まず、展開が非常にスピーディなため、プレーヤーもそうですが観客も見ていて飽きないスポーツだと思います。初めて見る方でもルールが簡単なため老若男女どなたが見ても楽しめるスポーツです(笑)オーストラリアでは非常に人気がありリーグの決勝戦では10万人規模の観客が集まります。
プロの試合ではハイマークと言ってボールを高く蹴り込み空中で取り合う場面は何人もの選手がボールを取り合って非常に盛り上がります。選手の背中に乗っかってボールを取ったりもします。この場合、ボールが取れればいいのですが、取れなかったらファールになってしまいます。取ったもの勝ちです(笑)またマークも激しいので、マーク合戦も見ていて面白いですね。
−世界ではどの程度普及しているのでしょか
2002年から始まったインターナショナルカップが3年に一度行われ、今年で4回目になります。前回大会では16カ国、今回は20カ国以上が参加する予定です。本来ならワールドカップと名称がつくはずなのですが、本場のオーストラリアが出場していないためインターナショナルカップとなっています。これはオーストラリアチームが出場すると圧倒的に強いもので(笑)参加各国がレベルアップしてオーストラリアも出場できるような環境を整えていきたいですね。アメリカでは30〜40チームあります。
−日本国内ではどのような活動をしていますか
トップリーグと言うリーグがあり、学生、社会人の6チームで公式戦を行っています。東京に4チーム、大阪、名古屋に書くチームあります。広島にも現在チームができつつあります。5月から11月にかけて総当りでリーグを行っています。観客は自由に観覧ができますので、境界のホームページで試合日程をご確認の上ぜひ見に来てください。会場ではオーストラリアビールの販売やグッズの販売も行っています。

−オーストラリアンフットボールを通じて実現したいことや夢、目標を聞かせてください
現在、国内では6チーム、広島ができれば7チームありますが、もっとチーム数を増やして、国内リーグを活性化させたいですね。アメリカでは大体各州にチームがあり、アメリカ全体でも30〜40チームあるので、それくらいチーム数を増やしたいですね。また、学生チームも増やしていって学生リーグ、社会人リーグと分けて開催したいと考えています。
インターナショナルカップは前回ベスト8だったので、今回はベスト4を目指していきます。ベスト4に向けて代表練習、合宿を積極的に行います。またオーストラリア在住の日本人でオーストラリアのアマチュアチームに所属している選手もいるのでそういった選手とも合流してチームを強化していきます。
チームも増やしていきたいですが選手も増やしていきたいですね。日本ではあまり知られていませんが、オーストラリアでは一番人気のあるスポーツです。日本代表がオーストラリアに乗り込むと非常に歓迎してくれます。サインをお願いされることもありました(笑)興味を持った方はぜひご連絡ください!未経験者の方でも大丈夫です。最短ルートで日本代表にもなるチャンスがありますよ!
−ありがとうございました!
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